吹田の主婦に新たな“調味料”「モノにはしたいです」 充実の侍ジャパン生活

侍ジャパン・山崎颯一郎(右)と話す今永昇太【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・山崎颯一郎(右)と話す今永昇太【写真:荒川祐史】

6日の巨人との強化試合では2回パーフェクト「本戦に向けてアピールしていきたい」

「吹田の主婦」こと、オリックスの山崎颯一郎投手が、充実の侍ジャパン生活を送っているようだ。初選出となった代表5日目。「いろんな選手と話しています。今永さんと話したり、同じ右投手の変化球を聞いたり。まだ試してはないですけど、参考になりました」と笑顔を浮かべる。

 山崎颯といえば190センチの長身から投げ込む最速160キロの剛速球が売りだ。フォークは勝負球となっているが、その変化の軌道に“スパイス”を加えるという。

「持ってはいるんですけど、落差がどちらかというとツーシーム寄りの変化なので。空振りを取れるイメージがないので。もうちょっと落差の大きいフォークを覚えようかなと思ってたりもします」

 新たな変化球の進捗具合については「ちょっとまだ。でも、モノにはしたいです」と明かした。登板する度に「吹田の主婦」がトレンド入りする右腕。来季は新たな姿が期待できそうだ。

 6日に東京ドームで行われた巨人との強化試合では8回に4番手として登板。2イニングをパーフェクトに抑えた。「本戦に向けてアピールしていきたいです。(オーストラリア2試合での登板は)特に言われてませんが、準備はしていきます」。もちろん来年3月への準備も忘れていない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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