大谷翔平はWBC出場を「決めれば明かす」 負担増懸念も代理人「賢明な判断する」
代理人のバレロ氏が取材対応「すべてショウヘイが決めること」
エンゼルス・大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が8日(日本時間9日)、取材に応じ、来年3月に行われる「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」への出場可否について言及。「すべてショウヘイが決めること。まだ決めていないようだが、このオフを使って色々考えているところだろう」と語った。米ネバダ州ラスベガスで行われているGM会議のため滞在しているホテルで、エンゼルスの担当記者や日本メディアに対応した。
侍ジャパンの悲願へ、不可欠とも言える大谷の参戦。先月帰国した際には「そういう戦いに出たいという気持ちはある」と前向きな姿勢は見せつつも「まだ決断はしていない。日本に帰ってきて、またゆっくり考えたいと思います」と熟考する考えを示していた。
懸念材料となりそうなのが、疲労の蓄積。今季も投打でフル回転しており、異次元のシーズンを過ごした。WBCは、メジャー開幕直前の3月に行われるだけに、今オフの過ごし方も変わってくる。ただ、バレロ氏は「ショウヘイは自分ができること、自分の体のことを理解している。その上とても頭がいい。なのでWBCに出場すると決めれば、アジャストも対処についても賢明な判断をするだろうし、プレーする準備ができた状態で臨むだろう」と話した。
エンゼルスは大谷の意向を尊重する方針。バレロ氏は「彼がWBCについて決めればみんなに明かしてくれるだろう。だがエンゼルスとペリーはそれを受け入れているのは分かっているので、彼が出場したいなら彼ら(チーム)は許可するだろう」と今後について見通した。
(Full-Count編集部)