ジャッジ新契約は310億円超? ヤ軍が春より増額へ「戻ってきてほしいと思っている」
ジャッジとデグロムがFAとなりニューヨークは騒然
ニューヨークを本拠地とする2球団から、今オフは投打の大物がFAとなった。ジェイコブ・デグロム投手はメッツからFAとなることを選び、シーズン62本塁打したアーロン・ジャッジ外野手はヤンキースと来季以降の契約を結ばないままFAとなった。MLBネットワークは公式ツイッターに、ジョエル・シャーマン記者がラスベガスで行われているGM会議の模様を伝える動画を掲載。2人の行方を占っている。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」で記者を務めるシャーマン氏は、昨季マックス・シャーザー投手が結んだ3年1億3000万ドル(約189億3000万円)が「デグロムの目標額だ」と断言する。
メッツ生え抜きで通算82勝、防御率2.52。このまま行けば永久欠番も確実な“最強投手”がメッツに残留するかは「オーナー次第」だとし「デグロムを生涯メッツの一員にしたいのか、それとも違うお金の使い方をしたいのか、ということだ」と説明している。
また、ジャッジについては「最高で年5000万ドル(約72億8000万円)のオファーがあるかもしれない」と占った。その上でヤンキースとの再契約の可能性については「本人次第だろう」とし、ジャッジが今回の契約に何を求めるかが重要になるとしている。
「お金を取るのか、ヤンキースが最高額を提示できるかもしれませんが(そうでない場合、他チームよりも)生涯を過ごす意味のある“偉大なる組織”で引き続き優勝を目指すのか」
さらにシャーマン記者によれば、ヤンキースは、今春提示した7年総額2億1350万ドル(約310億9300万円)から条件を引き上げる用意もあるという。「とにかくジャッジ次第。ヤンキースは彼に戻ってきてほしいと思っている」。
(Full-Count編集部)