114億円外野手の止まらぬ低迷 昨季は7試合出場でエ軍退団…さらなる屈辱の1年
36歳ファウラーの連続出場は14年で途切れた
メジャー通算127本塁打を誇るデクスター・ファウラー外野手にとって、今季は屈辱のシーズンとなった。ブルージェイズとマイナー契約を結んだが1度も昇格できず、連続出場は14年で途切れた。昨季もエンゼルスで7試合出場に終わり“不良債権化”していたが、低迷は止まらない。
ファウラーはカブス時代の2016年にオールスターに出場し、同年オフに5年8250万ドル(約114億5000万円)でカージナルスと契約した。しかし2018年、打撃不振と左足骨折による長期離脱で90試合出場にとどまる。2019年は150試合に出場して改善を見せるも、短縮シーズンとなった2020年は31試合出場にとどまった。
昨季エンゼルスへトレード移籍したが、4月にスライディングをした際に負った大怪我の影響で7試合に出場したのみ。そして今季はキャリア初のMLB試合出場ゼロで、マイナーでもわずか3試合の出場だった。5月3日には自由契約となって退団した。
2008年のデビューから14年が経ち、36歳を迎えたファウラー。再び輝ける日は来るのか注目される。
(Full-Count編集部)