大学準硬式野球、史上初“甲子園”が無念の雨天中止 日本一決定戦は始球式のみ開催

雨天で中止になった大学準硬式野球の東西対抗日本一決定戦【写真:荒川祐史】
雨天で中止になった大学準硬式野球の東西対抗日本一決定戦【写真:荒川祐史】

午前9時から女子大学野球選抜と阪神タイガースWomenが対戦

 全日本大学準硬式野球連盟が初めて甲子園球場で開催する「東西対抗日本一決定戦」は13日、雨天のため中止が決定した。

 この日、午前9時から女子大学野球選抜と阪神タイガースWomenの試合が行われたが、徐々に雨脚が激しくなり正午からの「日本一決定戦」は無念の中止となった。

 両チームの選手はベンチ前で整列し、始球式を見届けた。東西の主将は観客に向かい「残念ながら中止になりましたが、歴史を変える大会に参加でき幸せに思います。来年も開催されるように選手一同、頑張ってきます」と感謝を口にしていた。

 この試合は同連盟に加盟する272大学・1万人近い選手の中から、両チームの選手25人ずつ、コーチ、マネジャー、スコアラー、トレーナー、審判、ボールパーソンなどを選出。東日本選抜、西日本選抜が日本一をかけ試合を行う予定だった。

 出場選手の中には、コロナ禍で夏の甲子園大会が中止された一昨年、各都道府県高野連が開催した独自大会で優勝したチームの選手も含まれている。

(Full-Count編集部)

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