佐々木朗希の“お値段”は? MLBなら年俸42億円の指摘も…専門家が語る将来の移籍金
「大谷選手と同じで全く想像できないことをやってのける選手」
佐々木朗からは底しれぬポテンシャルを感じ取っている。
「もちろん佐々木投手はメジャーでもエースになれると思います。球が速いだけの投手もいると思うんですけど、佐々木投手はそれにプラスして変化球もあれだけ良いものがあって。マウンドで見ていても余裕を感じます。いろんな意味で余裕がある」
11月3日に21歳を迎えたばかり。メジャー移籍はまだ先となりそうだが、すでに一部メディアでは年俸3000万ドル(約42億円)の大型契約を結ぶ可能性を指摘されている。ただ、このスカウトは佐々木朗の“お値段”は「想像できない」という。
「正直、無限大だと思っています。大谷選手と同じで僕らが全く想像できないことをやってのける選手だと思っています。だから契約金のことも想像つきません」
来年3月のWBCでは侍ジャパンとしての活躍が期待される。メジャースカウトは「もっと高いレベル、違うレベルでやっている選手の野球に触れて、どう対応するか。違う環境で投げてどうなるか。怪我をしないで投げられるか」と語った。メジャー球界を背負って立つであろう“金の卵”にメジャーの球団も目を光らせている。
○著者プロフィール
小谷真弥(こたに・まさや)1983年、大阪・大阪狭山市生まれ。埼玉・東松山市育ち。明大明治高、明大野球部を経て2006年報知新聞社に入社。地方部(富山・石川)を経て2009年に運動第一部(野球部)へ異動。2009年ロッテ、2010、11年横浜、2012年から巨人、2015年から日本ハム、2017年からメジャー担当。2019年2月からFull-Count編集部に所属。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)