元鷹マルティネス、一転パドレス残留へ 9億円オプション破棄も、米記者報じる
47試合の登板(10先発)で4勝4敗8ホールド8セーブとフル回転した
FAとなっていた元ソフトバンクのニック・マルティネス投手が、パドレスとの再契約に合意したと15日(日本時間16日)に複数の米メディアが報じた。マルティネスは選手側が選択権を持つ総額1800万ドル(約25億円)の3年契約を残していたが、これを破棄してFAに。しかし、再契約という形でパドレスに残留することになった。新たな契約の期間は同じ3年となる見込みだが、より好条件で合意に至ったようだ。
MLBネットワークの敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「オプトアウトを選択後、ニック・マルティネスはパドレスに戻る。両者合意した」と自身のツイッターでレポート。さらに、ジ・アスレチックのパドレス番デニス・リン記者は「ニック・マルティネスのパドレスとの新契約は3年と情報筋がジ・アスレチックに語った。先週、契約の残り3年をオプトアウトしてフリーエージェントとなっていた。彼は今回、それなりの昇給をする見込みだ」と伝えた。
マルティネスは2018年から日本でプレーし、今季パドレス入り。47試合の登板(10先発)で4勝4敗8ホールド8セーブとフル回転した。パドレスは元阪神のスアレスともすでに5年総額4600万ドル(約64億1700万円)での再契約に合意しており、来季も“元NPB助っ人コンビ”が共闘することになる。
(Full-Count編集部)