初の首位打者・日本ハム松本剛 新庄剛志監督が11年目の飛躍を確信した“2月の涙”
新庄監督ご満悦「松本君と加藤君がね、タレントになったでしょう」
さらにブレない姿勢も強みだった。新庄監督は説明する。
「キャンプの時からシーズン最後まで全く同じ練習をしていました。それは凄い。もっと打ちたいから変えたくなるんですよ、選手っていうのは。常に一緒のタイミングで、打撃練習から真剣。打者って1回崩れたらすぐ調子が崩れてしまう。バッティング1つでも1分間の間に適当に打っていたらガーって崩れてしまう。それがなかった。骨折してからちょっと間があいて、どうなるかなって心配していたけど、キャンプからずっとやってきた積み重ねを筋肉や脳が覚えていて、それをしっかり取り戻すだけっていうね。練習はもの凄く大事なことだなって思いました」
松本剛以外にも、今季は選手の涙を多く目にした。「3割5分打っている選手ですらそういう気持ちになったシーズン。若い子たちはさらに、松本くんくらいか、それ以上の気持ちでやっていたからこそ涙がね。涙を見るたびに感動していました」と“本気”の姿に目を細めた。
(町田利衣 / Rie Machida)