大谷翔平と「対戦する必要がないのが嬉しい」 “天敵”と共闘…エ軍加入左腕の本音
6・16エ軍戦…9回1死までノーノーも大谷に三塁打を喫して快挙を逃した
今季ドジャースで15勝をマークしたタイラー・アンダーソン投手は、3年総額3900万ドル(約54億6300万円)でエンゼルスと契約合意した。32歳左腕は17日(日本時間18日)にメディア対応し、今季ノーノーを阻まれた大谷翔平投手と“共闘”することに言及し、「もう彼と対戦する必要がないのが本当にうれしい」と喜びを表した。米ロサンゼルス・タイムズ紙が伝えた。
アンダーソンは2016年にロッキーズでメジャーデビュー。今季は年俸800万ドル(約11億2100万円)でドジャース入りし、30試合登板で15勝、防御率2.57をマークした。178回2/3で138奪三振、34四球と安定した投球を見せ、オールスター戦にも初選出された。ドジャースから受けていた年俸1965万ドル(約27億5400万円)のクオリファイング・オファーを拒否してエンゼルス入りとなった
6月15日(同16日)のエンゼルス戦では9回1死まで無安打投球。ノーノーまであと2人というところで大谷に右翼線三塁打を許した。今季対戦成績はこの試合だけで4打数1安打だったが、20021年は3打数3安打1本塁打2三塁打と打ち込まれており「オオタニは信じられないような才能の持ち主で、滅多にお目にかかれない世代を代表する選手だ。僕にとっては、もう彼と対戦する必要がないのが本当にうれしい。彼に投げるたびに少なくとも三塁打以上を打たれている気がする」と述べた。
自宅はアリゾナ州にあり、引っ越しをする必要もない。「僕にとっては家族が全てだからね。アナハイムなら(アリゾナから)車でも、飛行機でも簡単に行くことができる」とし、エンゼルスについて「これから本当に良くなるだろうと思うチームの一員になることができた。(エンゼルスには)いい選手がたくさんいると思う」と述べたアンダーソン。来季の活躍が楽しみだ。
(Full-Count編集部)