9人戦力外で阿部寿樹ら獲得…“大量入れ替え”の楽天、石井GM兼監督の次なる手は?

元巨人のエスタミー・ウレーニャ、楽天・石井一久GM兼任監督、元中日・阿部寿樹【写真:荒川祐史】
元巨人のエスタミー・ウレーニャ、楽天・石井一久GM兼任監督、元中日・阿部寿樹【写真:荒川祐史】

川島慶三ら3人が引退、6人が戦力外となった

 今季は69勝71敗3分けで4位に終わった楽天。今オフは支配下では9選手に戦力外を通告した他、涌井秀章投手との交換トレードで中日から阿部寿樹内野手を獲得した。支配下枠は残されており、今後も動きがありそうだ。

 楽天は今季開幕直前に小峯新陸投手を支配下登録して69人でスタート。7月下旬にDeNAとの交換トレードで森原康平投手を放出して伊藤裕季也内野手を獲得。さらに7月30日に支配下登録した宮森智志投手が26登板で防御率1.54の活躍を見せた。

 シーズンはBクラスに終わり、オフは9選手に戦力外を通告した。そのうち川島慶三、福山博之、釜田佳直が引退。川島は2軍打撃コーチ、福山と釜田は球団スタッフになることが発表された。他に戦力外になったのは福井優也、寺岡寛治、渡辺佑樹、水上桂、内田靖人、岩見政暉。水上は育成で再契約となった。

 そして今月15日に通算154勝を誇る涌井を放出し、中日から阿部を迎え入れた。巨人を戦力外となったエスタミー・ウレーニャ内野手とは育成契約を結んだ。先月のドラフト会議では1位の立大・荘司康誠投手ら6選手を支配下で指名。現状で支配下は3枠あまっている。

 今季プレーしたアラン・ブセニッツ、ホセ・マルモレホス、クリス・ギッテンスの助っ人の去就も未定。2013年以来10年ぶりのV奪回に向けて、監督兼任3年目を迎える石井一久GMの手腕が注目される。

(Full-Count編集部)

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