457億円右腕は「史上最悪のペテン師」 深まる因縁「粘着物質を使いまくっていた」

ブルージェイズのマノア(左)とヤンキースのコール【写真:Getty Images】
ブルージェイズのマノア(左)とヤンキースのコール【写真:Getty Images】

マノアはコールについて「粘着物質を使いまくっていた」と発言

 ブルージェイズのアレク・マノア投手が、ヤンキースのゲリット・コール投手を「球界史上最悪のペテン師」などと批判したことが物議を醸している。ファンの間でも大論争が巻き起こった。

 米メディア「CBSスポーツ」は、ブルージェイズの地元TV局「スポーツネット」の番組「How Hungry Are You?」に出演したマノアが「球界史上最もペテン師? ゲリット・コールかな。彼はいい球を投げるために粘着物質を使いまくっていたんだからね」と発言したことを伝えた。

 2019年オフに先発投手としては歴代最高額となる9年3億2400万ドル(約457億5000万円)の契約をヤンキースと結んだコール。2021年途中から粘着物質検査が実施され、当時粘着物質を使用していた疑惑が出ていた。同年7月の会見映像では、しばらく「I don’t know」を繰り返しつつ「うーん……。その質問にはどう答えていいかわからないな。正直なところね」と歯切れが悪い。今年8月にはマノアがジャッジに死球を与え、コールが不満そうにダグアウトを飛び出すなど、2人の間には因縁めいたものもある。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」が今回のマノアの発言を紹介すると、ファンからは賛否の声が続々。「球界史上最悪ではないけど、ステロイドが絡んでないとすると、その通りだね」「彼に生涯契約を」の一方で、「コールを擁護できないけど、球界史上最大の詐欺師のレッテルを張るのは馬鹿げている」「私のエースを侮辱しないでくれ」「この男はバリー・ボンズやサミー・ソーサ、マーク・マグワイアらの名前を聞いたことがないようだね」と500件を超えるコメントが並んだ。

(Full-Count編集部)

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