鷹・野村勇は倍増超え2500万円で契約更改 1300万円アップに「期待通りの活躍と」
今季は97試合で球団の新人最多本塁打記録に83年ぶりに並ぶ
ソフトバンクの野村勇内野手が24日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸1200万円から1300万円アップの年俸2500万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。プロ1年目の今季は97試合に出場し、球団新人最多本塁打記録に83年ぶりに並ぶ10本塁打を放った。
交渉を終えた野村勇は「ホームラン10本、盗塁10個、即戦力で獲って期待通りの活躍をしてくれたと評価していただきました」と納得の表情。来季に向けては「今年よりは打って走りたい」と語り、30本塁打と30盗塁を目標に掲げていた。
香川県の寒川高から拓大、NTT西日本を経て、昨年のドラフト4位でソフトバンクに入団した野村勇。俊足とパンチ力を武器に開幕1軍の切符を掴むと、新型コロナウイルスの影響で一時離脱したものの、ほぼ1軍でプレーし、打率.239、10本塁打25打点をマークした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)