村上宗隆は満票にあと「1」届かず　接戦制した鷹・甲斐、中日・岡林　ベストナイン内訳

村上宗隆は有効投票数299で298票、残る1票はDeNA宮崎に流れた

　日本野球機構（NPB）は24日、2022年シーズンのベストナインを発表。満票での選出はいなかったが、セ・リーグ（有効投票数299）では3冠王のヤクルト・村上宗隆内野手が三塁手部門で298票、パ・リーグでは（有効投票数263）では2年連続4冠のオリックス・山本由伸投手が260票で最多得票だった。

　セの三塁手で村上以外に投じられたのはDeNA・宮崎敏郎への1票。二塁手はDeNA・牧秀悟が2位のヤクルト・山田哲人に大差をつけ、遊撃手でも昨年まで4年連続7度受賞の巨人・坂本勇人が3票で3位。阪神・中野拓夢が205票を集めて初受賞した。

　外野手では3年目の中日・岡林勇希がヤクルト・塩見泰隆と11票差の141票で初受賞となった。投手では阪神・青柳晃洋が286票を集め、2位のDeNA今永昇太以下に大差をつけた。

　パ・リーグでは内野4ポジションがいずれも大差。一塁で西武・山川穂高が257票、三塁でオリックス・宗佑磨が256票を得た。最も僅差の争いとなったのが捕手で、ソフトバンク・甲斐拓也が125票、2位の西武・森友哉は84票だった。

　DH部門で初受賞したオリックス・吉田正尚は219票を得たほか、外野手部門でも5番目の41票を集めた。

（Full-Count編集部）