源田壮亮、異例の5年15億円の大型契約「西武の全部が好き」 FA権取得前に球団“先手”

二遊間組む外崎の残留も大きな要因「頑張ろうかという気持ちになった」

 源田は「僕がライオンズで野球をやりたいと思った中で、トノ(外崎)の存在は結構大きい。一緒に二遊間をやって、同い年で、今年も一緒にゴールデン・グラブ賞を獲れた。先に複数年契約を結んだトノが『来年からも一緒に頑張ろうや』と言ってくれて、僕も『よし、頑張ろうか』という気持ちになった」と明かす。そして「いいですよね、トノ……」と、まるで恋人を思い浮かべるような(?)表情で語るのだった。

 FAによる主力の流出が絶えない西武だが、「ライオンズの顔」を通している選手もいる。2020年オフに3年契約を締結した栗山巧外野手と、2021年オフに2年契約を結んだ中村剛也内野手は、プロ21年目・39歳の同い年でチーム最年長コンビだ。源田は「栗山さんと中村さんの姿を見ていると、本当にファンの皆さんに愛されていると感じる。あんな風になりたいという憧れがあります」と述懐。「僕もトノと一緒に、そんな感じになれたらいいと思います」と“未来予想図”を描いた。

 ファンに向けて「長いお付き合いを、よろしくお願いいたします」と頭を下げ、会見を締めくくった源田。「#源田たまらん」に象徴される華麗な守備を、ひいきのチームの選手として見続けられることが、西武ファンにとって何よりの贈り物だろう。

【動画】”歓喜の残留”ファンに向けてメッセージを送る西武・源田

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