大谷翔平の次期契約は“8年452億円” エ軍番10年の米記者予測「10~12球団が払える」
“大谷本”4万5000部のジェフ・フレッチャー氏が来日、イベントを開催
米紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」でエンゼルス番記者を10年連続で務め、大谷翔平投手にルーキーイヤーから密着しているジェフ・フレッチャー氏が、大谷が来年オフにFAとなった後、2024年から結ぶ破格の契約内容を予想した。同氏は今年7月、著書「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」を日米同時発売。徳間書店発行の日本語版は既に6刷を重ね、4万5000部に及んでいる。
フレッチャー氏はこのほど初来日し、26日には都内でトークイベントを開催。SNSなどで応募したMLBファン約100人が参加した。
大谷は今年10月、来季年俸3000万ドル(約41億7400万円)で1年契約を締結。ペリー・ミナシアンGMは「大谷はエンゼルスで来季開幕を迎える」と断言した。とはいえ、来年の2023年オフにはFAとなることから、来シーズン中に他球団へトレードされる可能性はある。
エンゼルスは今年8月、オーナーのアート・モレノ氏が球団を売却する意向を表明。フレッチャー氏はトークイベント終了後、Full-Countの取材に「大谷が来年オフにFAとなった後、いくら払うのか、何年契約を提示するのか、新オーナーが決まらなければ当然決まらない」と解説。しかも「球団売却交渉の過程はトップシークレットで、正直言って私にも、誰が球団を買うのか、いつ話がまとまるのか、全くわからない」(フレッチャー氏)と言う不透明な状況なのだ。