大谷翔平の次期契約は“8年452億円” エ軍番10年の米記者予測「10~12球団が払える」

トークイベントに登場したジェフ・フレッチャー氏【写真:宮脇広久】
トークイベントに登場したジェフ・フレッチャー氏【写真:宮脇広久】

ヤ軍、ド軍、エ軍など「10~12球団に支払える資金力があると思う」

 大谷は来年オフにFAとなった後、どんな契約内容で、どの球団のユニホームに袖を通すことになるのか。フレッチャー氏は、1901年以降で史上初めて同一シーズンに規定投球回数と規定打席数をクリアした大谷について、「やっていることがあまりにも独特過ぎて、他の選手と比較のしようがない。契約内容の予想は本当に難しい」とした上で、こう語った。

「あえて言えば、年俸4000万ドル(約55億6500万円)で、期間は7~8年。したがって、総額2億8000万ドル(約389億5500万円)~3億2000万ドル(約445億円)になるというのが私の予想です」。

 これは、総額こそ、同僚のマイク・トラウト外野手がエンゼルスと2019年の開幕前に締結し、当時北米スポーツ史上最高額と言われた12年4億2650万ドル(約593億3700万円)に及ばないが、年平均では上回ることになる。フレッチャー氏は「おそらくヤンキース、ドジャース、そしてエンゼルスを含めメジャー30球団中、10~12球団にこの額を支払える資金力があると思う」と見ている。

 もはや“エースと主砲・1人で2人分”の活躍ぶりだけではない。契約内容を含め大谷のあらゆる面に、日米が熱視線を送る。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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