鷹のイケメンが戦々恐々「練習より嫌い」 “和田塾”弟子入りも…耳にしたウワサ
和田の自主トレは練習量もさることながら…「心配です」
ソフトバンクの板東湧梧投手が6日、本拠地PayPayドームの球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の2700万円から700万円アップの年俸3400万円(金額は推定)で契約を更改した。交渉後の会見では“弟子入り”する1月の和田毅投手の自主トレでの不安を口にした。
今季はシーズン序盤から中継ぎとして1軍で登板。6月にファームに降格となると、その後は先発へと配置転換となった。8月19日の日本ハム戦で先発初勝利をマークすると、9月24日のロッテ戦ではプロ初完封も記録。25試合に登板して3勝3敗3ホールド、防御率3.18をマークし、来季は先発1本で挑戦するつもりでいる。
先発としてのイロハを学ぶため、1月は大先輩である和田の自主トレに入門する。「勉強することばっかりだと思う。先発1本でやるので、どういうオフの過ごし方をしているかを見て学びたい」と語る板東だが、ハードな練習メニュー以上に、恐れているものがあるという。
それが、和田の自主トレ中の食事。「すごく食べないといけないらしいので、そこが心配です」。41歳まで現役を続ける和田だが、練習量とともに食事量も凄まじいことで知られる。板東も周囲からそれを聞いており「食事は噂に聞きます。いろんな人に『和田さんの食事は凄いよ』と。食トレは苦手ですね……。嫌いじゃないんですけど、いっぱい食べるとなると苦手。食トレは練習より嫌いです」と戦々恐々としている。
ただ、シーズンを通して先発で投げ抜くためには体力面も含めたスケールアップは必須。練習量をこなし、噂される食事量も摂れるようになれば、必然的に体も強くなるはず。「トレーニングは楽しみです。食事は怖いですけど」と苦笑いの板東が“和田塾”で進化を遂げ、来季の先発の柱を目指す。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)