侍Jの脅威…米国代表は「1954発打線」形成か HR王すら控え、超豪華スタメンを大胆予想
ナ・リーグ本塁打王のシュワーバーが参戦を発表
来春開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表に、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が参加することが発表された。MLBのスターたちが続々と参戦を表明している中、今季46発のナ・リーグ本塁打王も加わった。ダルビッシュ有、大谷翔平、山本由伸ら豪華投手陣が予想される侍ジャパンにとっては、脅威の打線となることが予想される。
すでにロースターは8割以上が決定し、マイク・トラウト(エンゼルス)をはじめムーキー・ベッツ(ドジャース)や、ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、ナ・リーグ打点王のピート・アロンソ(メッツ)らが出場する。ブライス・ハーパー(フィリーズ)は、トミー・ジョン手術を受けたため辞退が濃厚だが、補えるだけの選手は揃っている。
通算本塁打数の多い選手順でポジションを埋めると、合計1954発の超豪華ラインナップを組むこともできる。350本塁打のトラウト、299本塁打のノーラン・アレナド(カージナルス)らが名を連ねるだけあって、今季の本塁打王ですら控えになる可能性もある。一塁にゴールドシュミット、指名打者にアロンソが入ることを考えると、今季の打率.218で守備にも不安のあるシュワーバーはベンチスタートでも不思議ではない。
2009年の第2回大会以来の優勝を目指す日本とは、準決勝以降で対戦する可能性がある。滅多に見ることができない米国代表の“超重量打線”にも注目したい。