最後の1日で“1196億円”が動く ジャッジ、吉田正ら…規格外の大型契約が相次ぐ
ジャッジは9年492億3000万円、ボガーツは11年382億9000万円の超大型契約
メジャーの移籍市場で“メーンイベント”となるウインターミーティングが7日(日本時間8日)、米カリフォルニア州サンディエゴで最終日を迎えた。この日は朝一番に、アーロン・ジャッジ外野手の9年3億6000万ドル(約492億3000万円)でのヤンキースとの再契約が決まり、これが引き金を引いたかのように大型契約が相次いだ。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、1日で8億7500万ドル(約1196億6000万円)分の“取引”が行われたと伝えている。
契約の規模が大きい順だと、ジャッジの契約に続くのは、ザンダー・ボガーツ内野手とパドレスの11年2億8000万ドル(約382億9000万円)という契約。ダルビッシュ有投手も在籍するパドレスが、遊撃手市場の目玉と契約合意した。さらにオリックスの吉田正尚外野手は、ポスティングシステムを利用してレッドソックスと合意。5年9000万ドル(約123億1000万円)という高い評価を勝ち取った。
捕手の目玉だったウィルソン・コントレラス捕手は、5年8750万ドル(約119億6000万円)でカージナルスと契約合意した。長年、同地区のカブスで活躍したがライバル球団に移り、引退した名捕手のヤディアー・モリーナの後釜という重責を担う。レッドソックスは吉田正だけにとどまらず、守護神としてケンリー・ジャンセン投手と2年3200万ドル(約43億7000万円)で合意。メッツと合意したホセ・キンタナ投手は2年2600万ドル(約35億5000万円)だった。
(Full-Count編集部)