オリに降る21億円の“マサタカ資金” 森友哉の獲得分すでに回収、追加補強待ったなし
主砲・吉田正尚のレッドソックス移籍で得られる譲渡金は21億円!!
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた吉田正尚外野手の新天地が、東海岸の名門レッドソックスに決まった。MLB公式サイトの報道によれば5年総額9000万ドルの大型契約(約122億6900万円)で、日本から移籍時の野手としては最高額。契約規模によって決まるオリックスへの譲渡金も、1540万ドル(約21億円)の巨額になる見込みだ。
オリックスは今オフ、吉田正の流出を見越してか、西武からFAした森友哉捕手を4年総額18億円超という大型契約で獲得している。日本国内で見れば今オフのFA最大の契約だが、吉田正の譲渡金で十分“ペイ”したことになる。
今季119試合に出場してリーグ2位の打率.335、21本塁打、88打点をマークした。ヤクルトとの日本シリーズ第5戦(京セラドーム)で9回、サヨナラ本塁打を放つなど勝負強さも折り紙付き。チームの核となってきた選手が抜けるだけに、さらなる補強も見込まれる。
オリックスには今季、ワゲスパック、バルガス、ビドル、バレラ、ラベロ、マッカーシーと計6人の外国人選手が在籍したものの、ワゲスパック以外の5選手は自由契約となった。選手枠も空いている。“マサタカ資金”も加え、これからどんな補強が見られるだろうか。
(Full-Count編集部)