阪神退団の助っ人が韓国球界に復帰 2年で4勝止まりも「幸せだった斗山に戻れて嬉しい」

韓国プロ野球・斗山への復帰が報じられた元阪神のラウル・アルカンタラ【写真:荒川祐史】
韓国プロ野球・斗山への復帰が報じられた元阪神のラウル・アルカンタラ【写真:荒川祐史】

元阪神アルカンタラは2020年に20勝2敗を記録した斗山と総額1億2000万円で契約

 今季まで阪神で2年間プレーした右腕のラウル・アルカンタラ投手が、古巣となる韓国プロ野球の斗山に復帰した。8日に球団が発表したと、スポーツ朝鮮など韓国の各メディアが報じている。

 ドミニカ共和国出身で、米国ではアスレチックスなどでプレーしたアルカンタラは、2019年にKTと契約し韓国球界入り。同年11勝を挙げると、2020年に斗山へ移籍して20勝2敗、防御率2.54という圧倒的な成績を残し翌年阪神入りした。ただ2021年は24試合に登板し3勝3敗6ホールド、防御率3.49、今季は39試合全てリリーフで1勝3敗1セーブ、17ホールド。防御率も4.70と悪化し、オフに自由契約となっていた。

 発表によれば、アルカンタラと斗山との契約条件は総額90万ドル(=約1億2240万円、年俸80万ドル、出来高10万ドル)。球団を通じて「幸せに野球をしていた斗山ベアーズに戻れて嬉しい。オフの間は徹底的に準備して、もう1度最高の位置へ挑戦したい」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

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