ヤクルト守護神はメジャー復帰、ジャッジに62号被弾の右腕が西武へ 16日の去就
阪神がノイジー、西武がティノコ獲得、マクガフはメジャー契約に合意した
阪神と西武は16日、来季の新助っ人の獲得を発表した。阪神は4日連続で外国人選手の獲得発表となり、シェルドン・ノイジー内野手は、今季限りで引退した糸井嘉男がつけていた背番号「7」に決定した。西武のヘスス・ティノコ投手は今季、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に62号を被弾した救援右腕だ。反対に日本球界を去る選手も。ヤクルトのスコット・マクガフ投手が、ダイヤモンドバックスとのメジャー契約に合意した。
米国出身で28歳のノイジーは本職の三塁の他、二塁や外野も守れるユーティリティ。2016年にMLBドラフト全体58位でナショナルズ入りし、2019年にアスレチックスでメジャーデビューした。2021年はドジャース、今季は再びアスレチックスでプレー。通算147試合に出場して打率.212、7本塁打、OPS.558の成績を残している。
ベネズエラ出身で27歳のティノコは、150キロ台中盤の速球を武器とする救援右腕。ジャッジにア・リーグ新記録となる62号を被弾したことで話題になった。今季はレンジャーズで17試合に登板し、0勝0敗4ホールド、防御率2.18とメジャーで好成績を残している。
33歳のマクガフは、ダイヤモンドバックスと2年契約を結ぶことで合意。2025年は相互オプションとなる。2018年オフにヤクルト入り。2019年から65登板、50登板とブルペン陣を支え、2021年から守護神を任された。昨季31セーブ、今季38セーブの好成績を挙げ、チームのリーグ2連覇に貢献していた。
(Full-Count編集部)