元西武スミスが韓国・ハンファ入り　日本では1勝もエースの期待「最大限に学ぶ」

日本デビューで7回までノーヒットノーランの快投

　今季は西武でプレーしたバーチ・スミス投手が、韓国プロ野球のハンファ入りすると18日発表された。「スポーツ朝鮮」など韓国の各メディアが伝えている。1年総額100万ドル（約1億3600万円）の条件だという。

　スミスはアスレチックスなどでメジャー経験があり、通算102試合で5勝11敗、防御率6.03。今季は西武でプレーし、20試合に登板して1勝0敗1セーブ、4ホールドで防御率3.29という成績だった。4月19日のロッテ戦では、来日初登板初先発で7回まで無安打無失点の好投を披露。ただその後はリリーフ登板が主となり、12月2日に自由契約選手として公示されていた。

　韓国メディアによると、スミスは球団を通じて「KBOリーグは米国のスタイルに近い野球をすると聞いた。なので適応するのにもう少し簡単になりそうだ。韓国野球について多くのことを知っているわけではないが、最大限に学ぶ準備ができている」とコメント。

　また獲得したハンファのソン・ヒョク団長（GMに相当）は「速球派のスミスは先発1番手の役割を担える投手だ。アジアでの経験があり、KBOリーグへの適応も容易になると期待される」と獲得の狙いを話している。

（Full-Count編集部）