千賀滉大が背番号「34」を選んだワケ 異例の試み「決め手がなかったので…」
3択アンケート実施で46.5パーセントを集めた
ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使してメッツ入りした千賀滉大投手が19日(日本時間20日)、本拠地シティ・フィールドで入団会見を行った。背番号は「34」に決定。異例の“ファン投票”により決めた経緯を明かした。
「僕が思い入れのある21番と41番は、このニューヨーク・メッツでは偉大な番号ですし、使えないので、だったらファンの方に少しでも覚えてもらえるような取り組みをしようかなと思ったのが最初です」と語ったように、ソフトバンク時代に育成から支配下をつかんだ際の「21」はマックス・シャーザーが付けており、2013年から慣れ親しんだ「41」は永久欠番となっている。
そこで球団公式ツイッターで「34」「40」「46」の3択でのアンケートを実施。計9477票のうち「34」が46.5パーセントを集めてトップだった。「今使っていない番号で自分が気に入った番号の3つをあげさせてもらった。決め手がなかったので、何にしようかとずっと迷ってて。会見までに決まらないと思ったので、ファンの方に決めてもらった方がいいかなと思った」と異例の試みの背景を説明した。
早速、ファンの期待の詰まった「34」のユニホームにも袖を通し「この34番という番号をファンの方に選んでいただいたので、とにかく自分の番号にできるように頑張ります」と表情を引き締めた。