日本ハムの1桁背番号、異例の4人“一斉交代” FA近藤の後任決定…杉谷の「2」が残る

日本ハム・野村佑希(右)と現役引退した杉谷拳士【写真:荒川祐史】
日本ハム・野村佑希(右)と現役引退した杉谷拳士【写真:荒川祐史】

5つの空きで残ったのは…杉谷拳士が引退した「2」

 日本ハムは21日、淺間大基外野手が背番号を「26」から「8」に変更すると発表した。ソフトバンクへFA移籍した近藤健介外野手の番号を受け継ぐことになる。今季、日本ハムの1桁背番号の“空き”は1つだけだったが、このオフにさらに4つが空き番となった。

 今オフ空いたのは、杉谷拳士内野手が引退した「2」、一度は退団が発表された王柏融外野手の「3」、退団したレナート・ヌニエス内野手の「5」、そして近藤の「8」だ。さらに2020年まで西川遥輝外野手が背負った「7」も、昨オフの退団に伴い空いていた。実に5つで、チームの顔とも言える1桁番号の半数以上に及ぶ。

 このうち「3」は、ドラフト3位で即戦力との期待がかかる加藤豪将内野手、「5」は野村佑希内野手が継ぐことに。西川の「7」は、1年の空白を経て今季パ・リーグの首位打者に輝いた松本剛外野手の背中に移った。さらに12月になって近藤のFA移籍が決まると「8」の行方も注目されたが、球団は素早く淺間を後継者に指名。淺間も「尊敬する近藤先輩の背番号8を受け継ぐことになり、素直にうれしい気持ちです」とコメントしている。

 現状、空いたままなのは杉谷の「2」だけとなった。ちなみに「1」は現役時代と同じく新庄剛志監督がつけており、後継者が見つかれば譲ると口にしている。また他球団では一般的な「0」は、日本ハムでは2006年の古城茂幸内野手を最後に誰もつけていない。

(Full-Count編集部)

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