ヤ軍オーナーから午前3時に着電「言葉出てこず」 ジャッジが夢に浸った“5秒間”

ヤンキースと再契約したアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースと再契約したアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

経験者は永久欠番の名選手ばかり…ジャッジ「軽い気持ちで受けることはできない」

 ヤンキースに残留したアーロン・ジャッジ外野手が21日(日本時間22日)、名誉あるキャプテン就任の喜びを噛み締めた。球団公式ツイッターでは、会見の様子を公開。まさかの未明にハル・スタインブレナー球団オーナーから打診を受けたことを明かし「言葉が出てこなかったよ」と感慨深げに振り返った。

 今季ア・リーグ記録を塗り替えるシーズン62本塁打を放ち、MVPを受賞。“2022年の主役”となったジャッジはFAとなり、複数球団での争奪戦が繰り広げられた。結果的に9年3億6000万ドル(約474億円)の超大型契約でピンストライプのユニホームを着続ける決断をした。

 名実ともにヤンキースの顔になることに喜びを隠せない。「早朝の3時に打診があった。(実家の)カリフォルニアに戻っていた。ハルと電話で話をした」と予想外だった“その瞬間”を紹介。「(打診された後に何か言葉を発するまで)実際は5秒だったけど、5分くらいに感じた。歴代のキャプテンを見ると、就任することはとても名誉あることだ」と述べた。

 ルー・ゲーリッグやサーマン・マンソン、ドン・マッティングリー、デレク・ジーター……。歴代キャプテンを振り返ると、永久欠番となった偉大なプレーヤーたちが名を連ねる。ジャッジも「素晴らしい野球選手というだけでなく、球界とヤンキースにおける素晴らしい大使たちだ。信じられない名誉なことだから、軽い気持ちで受けることはできない」と痛感。重責を胸に、名門を引っ張っていく。

(Full-Count編集部)

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