“誤報”に「ストレスを感じた」 ヤ軍残留を決めていたジャッジが他球団と交渉したワケ

ヤンキースと再契約したアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースと再契約したアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

契約合意の前日に“誤報”…「飛行機にWi-Fiがなかったことに感謝」

 ヤンキースに残留したアーロン・ジャッジは21日(日本時間22日)、契約延長の正式発表を受けて会見に臨んだ。自らが選んだ決断について「心の中ではヤンキースに残留することはわかっていた」と強調。一方で、情報が錯綜した争奪戦について自らの思いも語った。

 結果的に9年3億6000万ドル(約474億円)の超大型契約を結んだが、合意する前日には一部報道でジャイアンツ入りが伝えられた。その時の思いについて問われると「難しかった。飛行機の中にいたから、僕がどこと契約するかについて実際にどのようなやりとりがあったかはわからない。飛行機にWi-Fiがなかったことは、感謝しなければいけない」と冗談めかして語る。

“誤報”には「ストレスを感じていた」と本音を漏らしつつも「ハル(スタインブレナーオーナー)と実際に話をしたことが決め手だった」と強調。「心の中では、どのチームでプレーしたいか、わかっていた」と、あくまで“ヤンキース愛”を貫いた。

 FAとなり、ジャイアンツやドジャースの名前が連日報道されるなど、注目を集めた争奪戦。獲得を望む球団と交渉の席についたことに「プロセスを踏んだことは貴重な教訓だった。このプロセスを踏まなかったら、後悔するかもと思った。このステップを踏んだからこそ、私の居場所はヤンキースだという、より明確な答えを出すことができた」と語った。

(Full-Count編集部)

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