有馬記念の出走馬→パ・リーグ選手に“変換” 意欲的すぎる「謎スタメン」完成
エリザベス女王杯Vのジェラルディーナは山川穂高
(3)ボルドグフーシュ:川島慶三
今年の菊花賞(G1)2着馬。鞍上は来年から調教師に転身予定で、騎手としては最後の有馬記念となる福永祐一騎手だ。今年、野球界では楽天の川島慶三内野手が引退を決意し、ユニホームを脱ぐこととなった。2017年の日本一を手繰り寄せたサヨナラ打を思い出させるような、最後の末脚に期待したい。
(4)アリストテレス:中村奨吾
近走では2桁着順が続いているが、実力は他馬とも引けを取らない2020年の菊花賞(G1)2着(1着クラシック三冠馬のコントレイル)。この年、リーグ2位のロッテでチーム最多出場を果たしたのが中村奨吾内野手だ。鞍上の武豊騎手の手綱を信頼し、中村のような安定感のある走りができれば、伏兵として馬券に絡める可能性はある。
(5)ジェラルディーナ:山川穂高
今年のエリザベス女王杯(G1)の勝ち馬。どっしりとした競馬で、道悪でもライバルたちを大外から力でねじ伏せた姿は獅子の4番・山川穂高内野手を彷彿とさせた。好発を決めて実力を発揮できれば、おのずと頂点が見えてくる。
(6)ヴェラアズール:松本剛
今年のジャパンC(G1)の勝ち馬。今年に入ってから、一気の3連勝を含む7戦4勝とすばらしい結果を残しているが、ダート戦に出走していた昨年まではなかなか結果がでていなかった。日本ハムの松本剛外野手が、プロ11年目で規定打席に到達したのは過去1度のみだったが、今季は絶好調で見事に首位打者のタイトルを獲得した姿と被る。勢いそのままにグランプリ制覇を狙う。