有馬記念の出走馬→パ・リーグ選手に“変換” 意欲的すぎる「謎スタメン」完成

馬名からドラフト会議を想像できる「ラストドラフト」は水上由伸

(7)エフフォーリア:杉本裕太郎
 昨年の有馬記念(G1)の覇者で年度代表馬。今年は疲れが抜けきらなかったようで、1番人気を背負った2レースで結果を残せなかった。オリックスの杉本裕太郎外野手は、昨シーズンは32本塁打で本塁打王のタイトルを獲得したが、今年は15本塁打と不完全燃焼に終わっている。SMBC日本シリーズの杉本の活躍のごとく、年末の大一番での完全復活に期待がかかる。

(8)ウインマイティー:清宮幸太郎
 今年、6月のマーメイドステークス(G3)で初の重賞制覇を果たした5歳牝馬。その後の京都大賞典(G2)でも牡馬を相手に3着と好走を見せている。野球界では、日本ハム・清宮幸太郎内野手が、プロ5年目で初めて規定打席に到達。自己最多の18本塁打を放つなど、時間はかかったが成長を見せた年となった。清宮のような豪快な一発で番狂わせを起こせるか。

(9)イクイノックス:佐々木朗希
 今年の天皇賞秋(G1)の勝ち馬。ラストの衝撃的な末脚は、競馬ファンの脳裏に焼きついたことだろう。野球界で今年の衝撃的な試合といえば、ロッテ・佐々木朗希投手の完全試合に他ならない。ライバルたちを力で圧倒し、一気に頂点に駆け上がれるか。

(10)ジャスティンパレス:山口航輝
 今年の菊花賞(G1)3着の次走に期待がかかる馬。野球界で未来への片鱗を見せた活躍をしたのはロッテ・山口航輝外野手だろう。今季はチームトップの16本塁打をマークし、長打力をアピールした。フレッシュな活躍で番狂わせを狙う。

(11)ラストドラフト:水上由伸
 馬名からドラフト会議を想像できる馬。今年は、2020年の育成ドラフトで西武から5位指名を受けた水上由伸投手が大車輪の活躍を見せて、新人王と最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。強気な投球の水上投手を彷彿とさせる走りで、勝利を手繰り寄せられるか。

有馬記念制覇の期待がかかる「タイトルホルダー」は山本由伸

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