有馬記念の出走馬→パ・リーグ選手に“変換” 意欲的すぎる「謎スタメン」完成
有馬記念制覇の期待がかかる「タイトルホルダー」は山本由伸
(12)ポタジェ:西川遥輝
ポタジェは4月の大阪杯(G1)の勝ち馬。楽天・西川遥輝外野手は3・4月に、打率.333、5本塁打21打点、長打率.607、出塁率.472の圧倒的な成績で、チームの勝利に貢献した。西川のごとく好調時の活躍ができれば、トップで駆け抜けられるだろう。
(13)タイトルホルダー:山本由伸
有馬記念制覇の期待がかかる馬。今年の春に天皇賞春(G1)と宝塚記念(G1)を制し、10月には凱旋門賞に挑戦した。パ・リーグのタイトルホルダーといえば、投手4冠を達成したオリックス・山本由伸投手。今季も抜群の安定感で対戦打者を圧倒した。激しく飛ばす馬がいないであろう今年は、自分のペースに持ち込み前評判通りの結果を出せるか。
(14)ボッケリーニ:源田壮亮
前走のジャパンC(G1)では17着と不本意な結果に終わったが、それ以外の今年の重賞では全て馬券内に入る安定感が持ち味の6歳牡馬。パ・リーグでは、西武の源田壮亮内野手が入団から6年連続で打率.260以上を達成、安定感のある守備でチームのAクラス入りに貢献した。源田のような俊敏な働きができれば、展開次第で勝てる見込みもあるだろう。
(15)ブレークアップ:井上朋也
G1レースには出走していないが、今季7戦で、1着3回、2着2回と結果を残している馬。今季、ソフトバンクの2年目・井上朋也内野手はファームに23試合に出場、来季以降につながる経験を積んだ。19歳の井上に対し、ブレークアップは壮年という違いはあるものの、活躍を見込んで、馬券を買ってみるのもありかもしれない。
(16)ディープボンド:平野佳寿
昨年の有馬記念(G1)の2着馬で、実績は申し分ない5歳馬。10月に挑戦した凱旋門賞では18着と敗れてしまったが、本来の競馬ができれば初のG1制覇も夢ではないだろう。海外帰りという点では、オリックス・平野佳寿投手がNPB復帰後2年連続の活躍でチームの連覇に貢献している。平野のような精神力をレースで見せ、悲願の頂点をつかめるか。
ちなみに、このメンバーで打順を組んでもドリームチームになるのでは、と妄想するのも楽しい。有馬記念がいかにオールスター集団かおわかりいただけるだろう(そういえばファン投票制であるところも似ている)。この“例え”を参考に、プロ野球選手のクリーンナップのごとく連番予想してみるのも楽しい……かもしれない。
【注意】例えを参考にして大外れしたとしても編集部は一切の責任を負いません!