大谷翔平の「宝刀」が“ベスト球種”にランクイン 増した落差が「進化した要因」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は「スプリット&チェンジアップ部門」で2位にランクイン

 エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投手として28登板で15勝9敗、防御率2.33。メジャー5年目で初めて規定投球回に達し、166回で219三振を奪った。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は今季のメジャー投手の球種別ランキングを発表。大谷の伝家の宝刀であるスプリットは「スプリット&チェンジアップ部門」で2位に入った。

「ジ・アスレチック」は指標「Stuff+」で投手の球種を評価した。回転率、動き、球速で評価するもので「100」がMLB平均。「シンカー&フォーシーム」「ナックルカーブ&カーブ」「スプリット&チェンジアップ」の3つに分けてランク付けした。その結果、大谷は「スプリット&チェンジアップ」で2位。「Stuff+」は158.3だった。1位はフェリックス・バティスタ(オリオールズの)スプリット。「STUFF+」は187.9だった。

 大谷について記事は「今季スプリットを300球以上投げ、その1/4ほどで空振りを奪い、被打率は.126だった。STUFF+で見た場合、(持ち球の中で)ベストピッチとなる。制球もよく、昨年より落差が大きくなっており、投手としてさらに進化した大きな要因と言える」と解説している。

 今季は新たにシンカーを加え、スプリットも冴えわたり、投手としてはメジャー5年目でキャリアハイの成績を残した。来季はどんな投球を見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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