韓国うらやむ大谷翔平の「WBC参加宣言」 代表編成に苦心中…4強逃せば「危機に陥る」

2009年準優勝当時も「最強チームを1チームしか作れない」

 韓国代表が「国際競争力を実証した」のは、その前の10年間だ。2006年のWBCで4強入り、2009年の大会では日本と決勝を戦い準優勝という成果を残した。2008年の北京五輪でも金メダルを獲得している。

 記事は「2009年の第2回WBCまでは、世界を驚かせる競技力を誇った」としながらも、WBC準優勝に導いたキム・インシク監督の「トップ選手の技量は米国や日本の主軸選手と比べてそん色ない。ただ私たちは最強チームを1チームしか作れないというのが現実」という言葉を紹介している。当時も選手層は、決して厚くはなかったのだ。

 韓国はプロ野球の活性化と、北京五輪後のような野球ブームを再び起こすため、今回のWBCでは4強以上が必須条件だという。

 さらに「来年のWBCでも期待以下の成績に終われば、韓国野球は大きな危機に陥る。選手主導で代表チームを構成できる環境を作るには、アマチュア野球のシステムから細かく設計しなければ不可能。韓国が言葉だけの『野球強国』に転落するのは時間の問題だ」と、危機感をあらわにしている。

(Full-Count編集部)

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