「日本で1年プレーしたいと…」 元巨人助っ人が与えた夢…マイナー204発野手の“後悔”
コディ・デッカー氏はメジャーでは8試合出場にとどまった
パドレスなどでプレーし、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではイスラエル代表として旋風を巻き起こしたコディ・デッカー氏が、野球人生の後悔として「日本でプレーできなかったこと」をあげた。
1987年にカリフォルニア州サンタモニカで生まれた35歳のデッカー氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、2009年のMLBドラフト22巡目でパドレスから指名されてプロ入り。メッツ、ダイヤモンドバックスなどを渡り歩いた。
2015年にメジャーデビューしたものの8試合出場にとどまったが、ユーティリティプレーヤーとしてマイナーでは通算1034試合に出場して204本塁打を放っている。イスラエル代表としてWBCに出場。2017年大会では、1次ラウンドを無傷の3連勝で突破し、2次ラウンドで東京ドームでプレーした。
現在はラジオ、テレビのホストで野球アナリストを務めているデッカー氏は、自身のツイッターで後悔を聞かれると「日本で1年プレーしたいとずっと思っていた。子どもの頃から、それが本当に目標だった」と打ち明けた。1983年から2年間、巨人でプレーしたレジー・スミスのアカデミーでトレーニングした影響もあったそうだが、「でも結局のところ、かなりいい野球人生だったと思っている」と振り返った。
(Full-Count編集部)