伊勢神宮の神棚持参…“前代未聞”の珍入寮 DeNAドラ3に恩師「お祈りして練習に行け」

神棚を持って入寮した林琢真【写真:宮脇広久】
神棚を持って入寮した林琢真【写真:宮脇広久】

中学時代に所属した愛知瀬戸ボーイズ時代の恩師から贈られた

 DeNAのドラフト3位ルーキー、林琢真内野手(駒大)が7日、神奈川県横須賀市の青星寮に入寮した。中学時代の恩師から贈られた、伊勢神宮の特大神棚を持参。新たな環境に足を踏み入れ「やってやろうという気持ちです。きれいな施設なので、思う存分使ってレベルアップします」と決意した。

 神棚は、中学時代に所属していた愛知瀬戸ボーイズの鈴木正秀監督が伊勢神宮で購入し贈ったものだ。林が恒例の年始のあいさつに訪れた際、「つまらないものより神棚がいいだろう。毎日お祈りして練習に行け!」と渡されたと言う。

 前代未聞とも言える珍しい持参品に「これまで神棚や仏壇に手を合わせる習慣はありませんでしたが、これからは毎日やります」と林。愛知瀬戸ボーイズ初のプロ野球選手という看板も背負う。俊足と好守が売り物の右投げ左打ちの即戦力内野手だが、これ以上心強い味方はいないかもしれない。

【実際の様子】神棚に手を合わせる林

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