4億円超“大減俸”も…田中将大は「MLBが関心を持つに値する」 いまだ根強い待望論

楽天・田中将大【写真:荒川祐史】
楽天・田中将大【写真:荒川祐史】

日本球界復帰2年間で「13勝21敗が響いた」

 楽天・田中将大投手の“大減俸”に、米メディアが反応している。7日の契約更改交渉で、年俸4億7500万円プラス出来高払いでサイン。昨季の9億円から4億2500万円ダウンとなった。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」では、日本球界復帰後の成績を振り返りつつ「勝ち星の少なさはさておき、タナカのピッチングはMLBチームが関心を持つに値するようだ」と特筆する。(金額は推定)

 田中は2022年、25試合に登板して9勝12敗、防御率3.31。5月中旬までは白星が先行していたが、6月にかけて6連敗を喫した。日米通算200勝にあと10勝と迫る中、決意の2023年になるのは間違いない。

 ルーマーズは「この2年間で316回2/3を投げ、防御率3.16、三振数は減ったがコントロールは一流だった」と評価。しかし、純粋に勝敗だけでみると2021年は4勝9敗、2022年も9勝12敗と大きく黒星が先行し「13勝21敗が響いた」と海の向こう側から見ている。

 2020年オフにFAとなった際、ヤンキースとの再契約も期待されたが、日本球界復帰を決断。ニューヨークに愛された右腕に対し、いまだに惜しむ声は少なくない。ファンからは「ピンストライプを着た彼が恋しい」「彼がヤンキースと契約していたらなぁ」「すごく会いたい」「彼が戻って来てくれたらなぁ」との声も寄せられていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY