エ軍の新オーナー候補は元球場アルバイト 7年間ピーナッツ売り「魅力的な仕事だった」

ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブ氏【写真:Getty Images】
ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブ氏【写真:Getty Images】

ウォリアーズのレイコブオーナーはエンゼルス本拠地のアルバイトだった

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスの球団売却問題について、ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブ氏が買収に関心があることを認めた。米メディア「ジ・アスレチック」のポッドキャストに出演。「以前からエンゼルスは素晴らしい可能性を秘めていると感じていた。ロサンゼルスは巨大市場だ。(エンゼルスは)この20年で17回も、年間300万人のファンを動員してきた。検討する。(買収は)可能かもしれない。様子を見る」とコメントした。

 同メディアによると、大谷、トラウトらスター選手がいるエンゼルスの売却額は最低でも25億ドル(約3290億円)。売却額はメジャー史上最高額が予想されている。「入札を考えている団体は、LAタイムズを所有するパトリック・スンシオンや、とある日本のグループを含め、最低でも6つあるとされる」と指摘した。

 レイコブオーナーはエンゼルス本拠地の「ピーナッツ売りとして7年間アルバイト」をしていたという。「魅力的な仕事だった。スタジアムから1マイル(約1.6キロ)ほどのところに住んでいた」とコメントしている。

 米USAトゥデイ紙はエンゼルスの球団売却が開幕後にずれ込む可能性を指摘した。MLBのマンフレッド・コミッショナーが開幕までに完了することを期待していたが、「開幕まで間に合わないだろう」と報道。「入札はまだ閉め切られておらず、現段階で最低でも6つのグループが買収に興味を示している」と伝えた。

 また、同紙はダイヤモンドバックスが一部所有権の売却を検討していると報じた。米経済誌フォーブスによると、資産価値は13億8000万ドル(約1824億5000万円)。エンゼルスの決着を待って球団の一部売却を検討していくという。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY