大谷翔平から三振で大はしゃぎの“野手” CY勝右腕の息子が新天地へ「とてもワクワク」
サイ・ヤング賞7度、通算354勝ロジャー・クレメンス氏の四男コディ
フィリーズはタイガースのクローザーであるグレゴリー・ソトを2対3の交換トレードで獲得した。米メディア「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が詳細を伝え、救援投手の補強を続けているフィリーズが、ソトと354勝投手ロジャー・クレメンス氏の息子であるユーティリティのコディ・クレメンスを獲得し、ニック・メイトン、マット・ビアリング、ドニー・サンズを放出したことを報じた。
コディ・クレメンスといえば、昨年9月5日(日本時間6日)のエンゼルス戦で“野手登板”。通算7度のサイ・ヤング賞を誇る名投手の四男は、大谷翔平投手から見逃し三振を奪うと記念ボールもゲットし「超最高だよ」と大喜びした。日本のファンにもなじみの深い26歳が、新天地に移る。
フィリーズのデビッド・ドンブロウスキー編成本部長は「彼は数年前(2018年)のドラフト3巡指名。当時私はレッドソックスのフロントにいて獲りたかったが、タイガースに獲られた。大学ではいい選手だったし、多彩だし、野球が大好きな努力家。昨年メジャーでは出場が少なかったが長打力もある。勝ちを呼び込むタイプの選手」と絶賛した。
コディは自身のツイッターに「フィリーズでこの新しい機会を得てとってもワクワクしている! 早く野球に取り組みたくて仕方がない! レッツゴー、フィリーズ!」と綴るなど早くも意欲満々。2022年は57試合出場にとどまったが、心機一転再スタートを切る。
(Full-Count編集部)