416億円が白紙→“元サヤ”戻ったコレアにファン困惑 「史上最もクレイジーなFA」
ジャイアンツ、メッツと契約が破談になったコレアは古巣ツインズへ
FAのカルロス・コレア内野手が、昨季プレーしたツインズと6年2億ドル(約264億5000万円)の条件で再契約することで合意したと、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者ら米複数メディアが伝えた。今オフはジャイアンツ、続いてメッツと総額3億ドルを超える巨額条件で合意したものの、いずれも身体検査の結果“破談”となったお騒がせ男。“元サヤ”に戻った現実にファンは「史上最もクレイジーなFA」と困惑の声を上げている。
コレアは今オフ、オプトアウトの権利を行使してツインズからFAとなった。まず昨年12月にジャイアンツと13年総額3億5000万ドル(約462億7000万円)で合意したものの、身体検査で2014年に骨折した右足首の問題が判明。入団会見直前に破談となった。直後にメッツと12年3億1500万ドル(約416億4000万円)で合意したものの、こちらも身体検査で引っかかり、条件見直しの交渉が難航していた。
ようやく見つけた移籍先が、一度は飛び出した古巣となったことにファンからは「史上最もクレイジーなFA」「おかしな事態になっている」「1度のオフシーズンで3球団とはね」と困惑の声が上がった。さらに「身体検査の結果待ち」と、この合意情報も信じられないとするファンが続出している。
またコレアの契約は、2028年までの6年間が保証されており、2029年からの4年間が条件付きのオプション付きで最大10年2億7000万ドル(約357億円)になるという。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えたところによると、2028年に575打席に立てば契約が更新され、その後も2029年に550打席、2030年に525打席、2031年に502打席に立てば契約が更新されていく仕組みだという。さらに全球団へのトレード拒否権が付いているとされている。
(Full-Count編集部)