2016年ドラ1&東大左腕は引退…独立入りも ヤクルト戦力外選手の“その後”
24歳の寺島成輝も引退を決断
独立リーグの九州アジアリーグを戦う火の国サラマンダーズが13日、ヤクルトを戦力外となっていた中山翔太外野手の獲得を発表した。これで今オフ、ヤクルトから戦力外通告を受けた全選手の去就が決まった。
昨季終了後、ヤクルトでは内川聖一内野手、嶋基宏捕手、坂口智隆外野手の3選手が現役を引退。内川は地元球団となる大分B-リングスへの入団が決まっている。嶋はチームに残り、1軍バッテリーコーチ兼作戦補佐として入閣する。
戦力外は計8選手に及んだ。2020年ドラフト2位の山野太一投手や、近藤弘樹投手、鈴木裕太投手が育成再契約を結んだ一方、残る5人はチームから去ることとなった。
吉田大成内野手は現役を引退し、チームスタッフとなる。履正社高(大阪)のエースとしてU-18日本代表にも選ばれ、2016年ドラフト1位で入団した寺島成輝投手は、2020年に1軍30試合に登板したものの通算1勝で戦力外に。現役引退を決断した。
育成として4年間プレーした内山太嗣捕手は、古巣の栃木ゴールデンブレーブスに戻り、バッテリーコーチに就任する。東大から日本ハムに入団し、2021年からはヤクルトでプレーしていた宮台康平投手は、日ハム時代と合わせて1軍通算3試合の登板に終わり、現役を引退する。
(Full-Count編集部)