超爆速192キロ打の衝撃…チームTOP5を独占 大谷翔平、2021年→2022年の“違い”

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

アンドリュー・サイモン記者「優れたコンタクト能力」 打率.257→打率.273

 数字から見ても、世界の二刀流は進化を続けている。MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者が「彼らは2022年に進化した。次は?」と特集。エンゼルスの大谷翔平投手を取り上げ、さらなる期待を示している。

 取り上げたのは三振率。46本塁打を放った2021年は189三振を喫したが、2022年は34本塁打ながらも161三振と改善。「三振率が29.6%から24.2%に改善」とし「注目すべき点として(2022年は)三振率はキャリアで一番低かった。同時に、優れたコンタクト能力を維持した」と評価した。空振り率も「35.0%から28.1%に下げた」と指摘。2021年の打率.257から打率.273と上昇。結果でも内容でも進化を見せつけた形だ。

 確実性の増したバットから放たれる打球は、度肝を抜いた。昨年4月10日(日本時間11日)のアストロズ戦で放った二塁打は、驚きの打球速度119.1マイル(約191.7キロ)を記録。昨季のチームトップで、打球速度球団ベスト5は大谷が独占した。

 サイモン記者は「2021年に、ア・リーグMVPを獲得し、非常に驚かせるシーズンを送った。それでも、投打ともによくなる方法を模索し続けた」と向上心を持ち続ける大谷の姿勢に触れ「投手として直球の速さが増し、8月に圧倒的な新球種を採用するなどレパートリーを微調整した。全体的に成績を向上させ、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で4位に入った」と投票の結果も含めながら投手面での進化についても言及した。

(Full-Count編集部)

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