座ったまま地を這う鬼肩送球「ただの化け物」 通算391セーブ男は「元捕手だった」
通算391セーブのジャンセンは2009年大会にオランダ捕手として出場
通算391セーブを誇るケンリー・ジャンセンは今オフに2年総額3200万ドル(約41億円)の契約でレッドソックス入りした。ドジャース時代の2012年からコロナ禍だった2020年を除いて毎シーズン20セーブ以上をマーク。メジャーを代表するクローザーだが、かつては国を代表する超強肩捕手だった。WBC公式ツイッターは「2009年WBCでは捕手として強肩を披露した」と動画を公開している。
ジャンセンは2006年に捕手としてドジャース入り。2009年の第2回大会には捕手としてオランダ代表に初選出された。1次ラウンド・ドミニカ共和国戦では前年ナ・リーグ盗塁王タベラスの三盗を阻止。米国戦では座ったままの状態で二塁へストライク送球を見せるなどオランダの1次ラウンド突破に貢献した。
その後に名クローザーとなったが、WBC公式ツイッターは捕手・ジャンセンの強肩動画を紹介。ファンからは「捕手だったとは知らなかった」「最初の送球は地上から4フィート(約122センチ)より高くなることはなく、二塁手のミットに入るまでずっと下向きの軌道だったかに見えた。とんでもない送球」「若かりし頃のジャンセンのキャノン」などとコメント。日本語でも「エグイけど、メジャーは普通か? 日本人なら城島か!」「反応速度ヤバいだろ……」「これだけ肩強かったら絶対野球楽しいよね」「ただの化け物やん」とのコメントが集まっている。