日韓対決は「クレージーになる」 韓国系米国人の名手も興味津々の“ライバル決戦”

カージナルスのトミー・エドマン(右)とラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】
カージナルスのトミー・エドマン(右)とラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

エドマンは韓国語習得にも意欲「簡単なフレーズを身につけたい」

 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表に選出されたカージナルスのトミー・エドマン内野手が、日本と韓国のライバル関係について言及。1次ラウンドはプールBで同組で、両国は3月10日に東京ドームで激突することが決まっており、「雰囲気はかなりクレージーになるはず。楽しみにしているよ」と“決戦”を見据えた。

 2021年に二塁手部門でゴールドグラブ賞を受賞しているエドマンは米放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」に出演。司会者から韓国代表に加わった経緯を問われた。母が韓国出身の韓国系米国人である27歳は、昨年参加資格があることが分かり、韓国プロ野球(KBO)関係者と面談したことなどを説明した。韓国代表としてプレーするチャンスがあると知り「迷うことなく参加したいと思った」と語った。

 韓国語については「習得中」と明かし、チームに合流するまでには「簡単なフレーズを身につけたいと思っている」と意欲も示した。大会では、かつて呉昇桓投手を担当した人物が通訳を務めるという。また、2021年までカージナルスの同僚だった金廣鉉(キム・グァンヒョン)投手との「再会も楽しみ」と述べている。

 さらに日本と韓国の関係について「第1回のWBCからライバルだと聞いている」と話し、1次ラウンドでの対戦に思いをはせた「東京ドームの雰囲気はかなりクレージーなことになるはずだ。実際に経験してみないと、どういう雰囲気かわからないけど、楽しみにしているよ」と心境を明かした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY