シャープな打撃は「立浪監督みたい」 “二遊間解体”の大穴…中日ドラ2は埋められる?
オフに京田、阿部をトレードで放出し、“二遊間解体”した中日
中日ドラフト2位ルーキーの村松開人内野手が、周囲の期待を集めている。昨季チームは最下位に沈み、オフに入って主力の二遊間コンビを放出。センターラインに大きく空いた“穴”を埋める有力候補のひとりで、新人合同自主トレで見せたシャープな打撃に「立浪監督みたい」との声が上がっている。
育成含め大量17人が戦力外となり、チームの顔ぶれは大きく入れ替わる。アリスティデス・アキーノ外野手の獲得や、2020年まで中日在籍したソイロ・アルモンテ外野手の出戻りなど、大砲候補を補強した一方で、課題は内野手。阿部寿樹、京田陽太と“チームの顔”がトレードで放出された。“未来の4番”石川昂弥は左膝手術からの復帰途中で、キャンプは2軍スタート。高橋周平が三塁を守るとなると、二遊間の競争は熾烈になる。
そんな不安を解消するのが、明大から入団した村松だ。担当の八木智哉スカウトも、高く評価している。打撃練習でシャープなスイングを披露する村松の姿を自身のインスタグラムで公開し、「彼は全てにおいて賢いしプロに入ってどのような変化をしていかなくてはいけないかをしっかりわかっている!」と頷く。
ファンも球春到来が待ち遠しいよう。「立浪監督みたいです」「期待しかないです」といったコメントを寄せていた。高卒新人初のゴールデングラブ賞を獲得した指揮官のような活躍で、大刷新で生まれた穴を埋めることができるだろうか。