DeNA高卒ドラ1・松尾汐恩のキャンプ1軍スタート決定　三浦監督「期待抱かせる選手」

「1軍の投手の球を受けながらいろいろなことを吸収してほしい」

　DeNAは23日、横浜市内のホテルでスタッフミーティングを開催し、2月1日に始まる春季キャンプのA、B班の振り分けなどを話し合った。三浦大輔監督は、ドラフト1位・松尾汐恩捕手が1軍となるA班スタートとなることを明言した。

　昨年の小園健太投手に続き、2年連続で期待の“ドラ1”がキャンプ1軍に抜擢された。三浦監督は「新人合同自主トレで非常にいい動きをしている。私が自分の目で見ても、報告を受けても、それだけの期待を抱かせる選手です」と話した。さらに「それだけの素材の選手。諸先輩を見ながら、1軍の投手の球を受けながら、いろいろなことを吸収してほしい。よければ試合でも使っていきます」。18歳がいきなり正捕手争いに割って入る可能性も大いにある。

　今年の春季キャンプは、A班が例年通り沖縄・宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾、B班は例年の沖縄・嘉手納町の施設が改修中のため、鹿児島・奄美大島の名瀬運動公園市民球場で行われる。

（宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki）