侍J、WBCメンバー30人正式発表 栗山監督「世界一」 大谷翔平らMLB組5人は最多タイ

会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

大谷翔平、ダルビッシュらメジャー組5人は2009年大会に並ぶ最多

 3月に開催される「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の記者会見が26日に都内で行われ、野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が出場メンバー30人を発表した。ラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)が日系選手として初選出された。栗山監督は「世界一! それだけです」と意気込みを語った。

 吉田正尚外野手(レッドソックス)の参戦も決まった。すでに先行発表されているダルビッシュ有投手(パドレス)、大谷翔平投手(エンゼルス)、鈴木誠也外野手(カブス)と合わせ、メジャー組は2009年第2回大会に並ぶ最多5人となった。

 外野手ではメジャー組の3選手に、近藤健介と周東佑京(ともにソフトバンク)の5人となった。高橋宏斗投手(中日)は最年少20歳での選出となった。昨年7月に支配下登録された宇田川優希投手(オリックス)も選ばれた。

 WBCに出場する全チームの最終ロースターは2月9日(米東部時間)に発表される予定。栗山監督は「投手を中心に我慢して勝っていく。投手の人数を何人にするかを迷い切って、15人でスタートする。これが正しいのか分かりませんけど、このメンバーがその形を作りやすいと思った。世界一になると思ってメンバーを作りました」と語った。

(Full-Count編集部)

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