侍J栗山監督、史上最年少“ヤング侍”に託す世界一「一番勝ちやすい選手を選んだ」

会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

平均年齢26.3歳は過去4大会と比べて最年少、栗山監督「勝つことが使命」

 3月に開催される「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の記者会見が26日に都内で行われ、野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が出場メンバー30人を発表した。25歳のラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)が日系選手として初選出。栗山監督は「世界一! それだけです」と意気込みを語った。

 高橋宏斗投手(中日)が最年少20歳で選ばれた。最年長は1986年生まれの36歳ダルビッシュ有投手(パドレス)となるが、1980年代生まれもダルビッシュのみ。平均年齢26.3歳は過去4大会と比べても最年少だ。栗山監督は「とにかく僕にとっては勝つことが使命なので。一番勝ちやすい選手を選ぼうとした。若い選手をあえて選ぼうとしたつもりはないです」と説明した。

 日本ハムを日本一へ導いた2016年は大谷翔平投手ら若手が結果を出した。「同じ力であるならば、さらに勢いがついたり、プラスアルファの力をつけて、結果に表してくれる若い選手たちの力というのは必要だと思いますが、今回は若い選手を選ぼうとしたつもりはない」と語った栗山監督。勝つために集結したヤング侍の躍動に期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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