侍ジャパン、メジャー組の早期合流も 栗山監督が順調な交渉示唆「うまく進みそう」
メジャーリーガー5人参加…各チームとタフな交渉が続く
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は26日、都内で侍ジャパン公認サポートキャプテンを務める中居正広さんと対談した。今回の代表には、メジャーリーガーが5人名を連ねる。合流時期など懸念もある中「チームと交渉しているんですけど、思っている以上にうまく進みそうな雰囲気はあります」と、明るい見通しを示した。
メジャーリーグのチームにとって、選手は財産だ。日本代表への参加には、様々な条件をつけてくる。栗山監督は中居さんとのやりとりで、その一端を明かした。
たとえば、初の日系人選手の代表入りとして注目されるカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手の場合「開幕までに何打席与えられるのか」という問い合わせがあったという。
「チームは若くてレギュラーにしたいので、公式戦が始まるまでに、きっちり60打席与えて迎えたいとか」と細かい条件を一つ一つクリアしていかなければならないようだ。「戦いなので約束はできないけど、努力はします」と答えたそうで、タフな交渉が続いている。
メジャー組がチームの核にいることで、合流時期の問題が懸念されていた。1つのチームを作り上げるには、相応の時間が必要だ。まして栗山監督は、日本代表の戦い方として守りの野球を掲げている。宮崎合宿からの合流が叶えば、世界一にも一歩近づくことになる。
(Full-Count編集部)