1から3番までメジャー組ズラリ… “史上最強”侍ジャパンのスタメン大胆予想
侍ジャパンの打線を編集部で独自予想
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は、26日に都内で行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の記者会見で、30人の登録予定選手を発表した。大谷翔平(エンゼルス)や、村上宗隆(ヤクルト)らが名を連ねるが、気になるのはこの豪華メンバーをスタメンにどのように並べるかだ。ここでは、日本代表のスタメンを独断で選んでみた。
1番には史上初めて日系選手としてメンバー入りした、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)を置いた。昨季は右翼で最多の74試合に出場したが、中堅でも12試合に出場している。打率は.228だが出塁率は.340と高く、ボールを見極める力は高い。リードオフマンに適した存在といえる。
MLBでは強打者を据えることが多い2番には、長打力に加えて走力もある大谷を入れた。3番に鈴木誠也(カブス)、4番に村上を置くため、相手も大谷とは勝負せざるを得ないだろう。
村上の後には打率も残せる吉田正尚(レッドソックス)を配置し、切れ目のない攻撃を目指す。6番には一発のある山川穂高(西武)、7番には二塁手として勝負強い牧秀悟(DeNA)を置いた。強化試合では、山田哲人(ヤクルト)が二塁を守り、牧が一塁に回ったこともあったが、一塁が本職の山川が選出されたこともあり、この布陣とした。
捕手は東京五輪でも金メダル獲得に貢献した甲斐拓也(ソフトバンク)が軸となるだろう。センターラインの遊撃には源田壮亮(西武)を置き、守備面でチームを支える。
上記で予想したスタメンだと、山田、岡本和真(巨人)、近藤健介(ソフトバンク)といった好打者が控えとなる。これから始まる強化試合で、選手の調子を見極めていくことになるが、誰が何番になってもめったに見ることができない“ドリーム打線”となるのは必至だ。栗山監督はどのような打順を組むのか、目が離せない。