火の国サラマンダーズが来季NPB2軍参加意向表明 新体制発表会で斬新ユニも披露

火の国サラマンダーズ【写真提供:火の国サラマンダーズ】
火の国サラマンダーズ【写真提供:火の国サラマンダーズ】

NPB戦士も2選手加わり、馬原孝浩監督のもと優勝目指す

 独立リーグ・九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」の新体制発表会が26日、KKRホテル熊本で行われた。神田康範代表取締役社長兼GMとソフトバンクやオリックス、侍ジャパンメンバーとしても活躍した馬原孝浩監督らが登壇した。発表会では斬新な公式戦ユニホームや新スローガンを披露。リーグ3連覇、独立リーグ日本一連覇などを約束した他、2024年度から、NPB2軍のリーグ戦参加の意向も表明した。

 昨季はソフトバンク3軍戦も含めて46勝31敗1分け。2位の福岡北九州に5.5ゲーム差をつけて優勝を飾った。同リーグは熊本、大分、北九州の3チームで構成されていたが、今年から宮崎のチームが加入。またソフトバンクの3軍、4軍との試合が組まれているなど、徐々にその輪を広げている。

 火の国サラマンダーズは馬原監督をはじめ元NPB戦士がズラリ。監督、コーチ、選手が一人ずつ、紹介された。投手兼任コーチはソフトバンクなどでプレーした藤岡好明氏が務める。今年からは元ヤクルトの中山翔太外野手や元広島の山口翔投手などのNPB経験者が加わり、戦力強化を図った。

 連覇したとはいえ、前年のチームから14人も大幅にメンバーが変わった。補強も終え、馬原監督は「結構メンバーが濃いので、嬉しい悩みではありますけど、かなり競争が激しくなる。この2年、なかったようなチームになるんじゃないかと思います」と2月1日のキャンプインを前に手応えを感じつつある。優勝とNPB選手輩出の両立は簡単なことではないが、監督として、大きな目標に向かっていく。

地域貢献活動100回を超え、さらなる充実と地域密着を目指す

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