現実味ない大谷翔平のエンゼルス残留 米記者が全く可能性を見出せない“チーム事情”

2022年オフに緊縮したドジャース、大谷獲得のため?

 ドジャースを選んだ理由については「今オフはFA市場の目玉選手獲得を見送り散財を控えた」とこのオフの動向を指摘。2023年オフの戦力補強に巨大な投資を残しておいたとカーブナー記者は推察する。また、ランキングの3位にはパドレス、4位にはヤンキースがランクインした。

 そのなかで、2018年から在籍するエンゼルスは15位。同メディアのディーシャ・トォーサー記者は、残留可能性が薄いと強調する。「二刀流のスーパースターは常勝軍団でプレーしたいという思いをすでに公言している」といい、今季も低迷するようなら去る決断をしてもおかしくないとみる。

 続けて、大谷の移籍を巡ってはFA移籍だけでないと語気を強める。エンゼルスのアート・モレノ球団オーナーが現職に留まるということは、おそらく8月までの期限に大谷がトレードされないと分析。ただ、7月に入ってエンゼルスが今季も負け越している場合、大谷の残留が確信できなければ「エンゼルスは大谷をトレードをすることが賢明かもしれない」と指摘した。

 大谷がFA市場に出ると、天地を揺り動かす5億ドル(約649億7200万円)を手にするとも言われている。アナハイムにスターを引き止めるためには「エンゼルスは今季、必ず勝ち越さなければならない」とトォーサー記者。15位予想のエンゼルスが「オオタニサン」を引き止めるには、まずは勝つしかない。

(Full-Count編集部)

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